アンチヒーロー感がいい(ピッチブラック、Pitch Black)
2020-06-11
この映画は2000年に公開のアメリカで制作されたSFアクション映画です。「エイリアン」のようなモンスターパニック映画でもあります。ヴィン・ディーゼルが演じるリチャード・B・リディックは凶悪犯罪者で賞金首なのですが、人とのかかわりでヒーローになっていくのが面白い。悪いだけじゃない人間味あふれるキャラクターって魅力的です。
あらすじ
旅客宇宙船が事故で未知の惑星に不時着する。乗客の中には凶悪な犯罪者が護送されていたが不時着を機に逃亡する。乗客は逃亡した犯罪者を恐れていたが、その星には凶暴で肉食の生き物が住んでおり乗客が次々と殺されていく。乗客たちは協力して惑星からの脱出を図る。
この映画はヴィン・ディーゼルの出世作です。この映画を機に「ワイルド・スピード」や「トリプルX」なんかに出演していきます。低予算映画なのでB級感はありますが話のテンポも良くキャラクターも魅力的なのでサクッと見られます。時間が108分ですがもう少し短くても良かったのかも。
そしてモンスターパニック映画のお約束もてんこ盛りです。仲間割れやら自分勝手な人間やらが出てきて定番の展開になっていきます。そんな中でもヒロインが可愛かった。ヴィン・ディーゼルの声もいいですよね。ヒロインの心情が変わっていき主人公の気持ちも変化していく。悪人が結果的にヒーローになっていく話を嫌味なく書かれていて良かったです。
時間が短いこともあり本編ではあまりリディックの素性などは掘り下げられていません。INTO PITCH BLACKという本編の映像を交えたリディックの過去についての映像もあります。ここでリディックというキャラクターを掘り下げてます。こちらはおまけ的なものですし本編映像も交えているので見るのは本編を見てからの方がいいでしょう。
この映画はリディックシリーズの一作目です。一作目はホラーテイストでアクションは添える程度なのに二作目からはがっつりアクションになっています。まぁ、ホラーテイストを同じ登場人物で何作もできないだろうし、せっかくヴィン・ディーゼルを起用するのだからアクション重視になりますよね。リディックシリーズは現在までに三作出ていますが四作目も考えらえているとか。ピッチ・ブラックのようにホラーになることはないですが、四作目はアクションに偏りすぎず人間味があふれた作品だと嬉しいです。