世界観がいい(ジョン・ウィック)

2020-06-19

2014年に公開されたアメリカの映画です。上映時間は101分です。

あらすじ

伝説の殺し屋ジョン・ウィックは裏社会から引退し妻と平穏な生活を送っていた。だが、そんな日は長くは続かず妻が病気で亡くなってしまう。絶望した日々を送っていたジョンのもとに一匹の子犬が届けられる。それは亡き妻からプレゼントだった。子犬とともに過ごすことで徐々に傷ついた心を癒していたが、ある日、強盗に襲われます。車を奪われ子犬も殺されてしまう。大切なものをすべて奪われたジョンは強盗への復讐を誓い裏社会に復帰する。

ストーリーはありがちなものですけど、アクションが格好良いし設定が面白いです。ガンアクションだけではなく、ナイフを使ったり柔道みたいな投げ技を使ったりと多彩です。銃を使って倒すときに必ず頭を撃つのも殺し屋ならやっていそうな感じが出ていました。カーアクションも派手でした。車もバンバン壊れていきます。そして殺し屋の世界設定が面白い。殺し屋の間で流通しているコインや殺し屋が集うホテル・コンチネンタル、コンチネンタルの掟などの小道具がどれも良い味を出しています。

登場するチンピラはロシアンマフィアのボスの息子なのですが、薄っぺらい奴感がすごく出ていました。ドラ息子を周りの人々がたしなめているところはジョンがいかに伝説の殺し屋だったか、尊敬を集めていたかをよく表していたと思います。ジョンが敵を容赦なく倒しまくる姿は伝説の殺し屋感が出ていました。

キアヌ・リーブスの作品はスピードに始まりJM、チェーンリアクションなどを見ていましたが、代表作と言えば私の中では「マトリックス」でした。その独特の世界観やスタイリッシュさ、映像技術は一世を風靡しました。もはや伝説と言ってもいいのではないかと思っています。そのマトリックスでキアヌ・リーブスのスタントをしていたのが監督のチャド・スタエルスキです。巡り巡って、キアヌ・リーブス主演でこの映画を製作したのかなと思うと感慨深いです。

初めの14分あたりまでは静かな調子で話が進んでいくのですが、それ以降はテンポが速くなりアクションがてんこ盛りです。この映画はR15指定で、人がバンバン死にます。私は犬を飼っていませんが子犬の場面を見ると心が痛みます。犬好きの方にはお勧めできません。見るときは注意してください。