西国三十三所巡り その2(二十一番札所穴太寺)

2020-06-29

2020年12月18日まで西国三十三所草創1300年記念事業が行われています。今年はコロナの影響で自由に外出することができなかったのですが、関西の緊急事態宣言が解除されてようやく巡礼に出ることができようになりました。とは言え、いきなり遠出というのは不安が残るので大阪周辺のお寺を参っています。

第二十一番 菩提山 穴太寺

京都府亀岡市にある第二十一番札所穴太寺は705年に大伴古麿によって創建されたと伝えられています。

参拝した後に敷地内にある円応院という庭園を鑑賞できる場所が本堂の隣にあります。本堂を拝観するために円応院で受付をします。

本堂と庭園のセットの拝観料が500円です。個別だとそれぞれ300円だそうです。

受付の方が丁寧に説明をしてくれて本堂まで案内をしてくれました。お参りした時は、安寿姫と厨子王丸伝説で語られている厨子王丸肌守御本尊の特別拝観をしていました。受付の方に安寿姫と厨子王丸の話を軽くしてもらい厨子王丸肌守御本尊を拝観しました。肌守りという名前のごとく小さい。ケースの中で金色に光っているのですが、結構光っているので受付の方が説明してくれていなかったら気付かなかったかも。

御本尊は薬師如来像と聖観世音菩薩像です。薬師如来像は完全秘仏で拝観することはできませんが、聖観世音菩薩像は三十三年ごとの御開帳になっています。前回の御開帳が2013年なので、次は2046年になりますね。拝観することができるのでしょうか。

本堂内には、1896年に本堂の天井裏から発見された釈迦涅槃像があります。釈迦涅槃像とはお釈迦様が入滅する様子を表したものなのですが、このお釈迦様は布団をかぶっています。布団は、祈りが通じて病が治った人が感謝を込めて奉納したそうです。布団にくるまっている姿を見ると、入滅というよりはひと眠りという感じを受けました。撫で仏とも呼ばれており、自分の治したいところを撫でてくださいと受付の方に言われました。自分の治したい所と同じ所を撫で、自分の体を撫で返すとご利益があるそうです。

本堂の参拝を終えて円応院に戻ると、受付の方が「庭を心行くまでお楽しみください」と言ってくれたので、しっかりと庭を鑑賞しました。穴太寺庭園は府の指定名勝になっているようで、多宝塔と池の配置が素晴らしい。長時間鑑賞することができるのですが、10分くらい座っていると腰が痛くなります。座布団が敷かれていると、より長居ができますが、ほどほどがいいのでしょうね。行った時は幸い人が少なかったので堪能させていただきました。西側も趣があってよかったです。

歩いて数分のところに専用の駐車場があります。料金は500円で時間の制限はありませんでした。