西国三十三所巡り その19(七番札所岡寺)
2020-11-02
奈良県二つ目のお寺は岡寺です。こちらは別名「花の寺」とも呼ばれているそうで、シャクナゲやサツキ、ダリアやボタンなど季節で色々と楽しめます。境内に入ってすぐの手水舎には花を浮かべた「花手水」と呼ばれるものがありました。

毎年ゴールデンウィークの時には石楠花まつりが開催されているそうです。その時期には境内の池にも花が浮かべられるそうです。
第七番 東光山 龍蓋寺

663年に義淵僧正が、天智天皇の皇子で27歳で早世した草壁皇子の住んだ岡宮の跡を譲り受け創建しました。ご本尊は如意輪観世音菩薩です。高さ4mを超える日本最大級の塑像で、如意輪観音では珍しい二臂の姿をしています。1月から3月までは本堂内で「やくよけ法要」を行っているので厄除け祈願をした人しか本堂内陣へは参拝できないそうですが、4月から12月までは本堂内陣の一般参拝ができるそうです。
岡寺と呼ばれているのは地名にちなんでいるからだそうです。
飛鳥の地を荒らして民を苦しめていた悪龍を、義淵僧正が寺の池に石で蓋をして封印したことから龍蓋寺と呼ばれるようになりました。その後、悪龍は改心し善龍となって池に眠ると伝えられています。龍が封じられている池を龍蓋池と言い、今に至るまで封じられた石は動かしていないと伝えられています。龍の厄難を取り除いて以来、「日本最初のやくよけ霊場」として知られています。

お寺には無料の駐車場があります。看板には「岡寺臨時駐車場」と書かれています。ですが、駐車場までの道順が複雑で、途中の道幅が狭く慣れていないと離合が難しいので、春や秋など混雑する時期の利用は控えた方がいいと思います。お寺も初めて参拝する場合は民営の駐車場を勧めています。岡寺へは初めて行ったので、今回は民間の駐車場を利用しました。「岡寺門前駐車場」と書かれていますが民営の駐車場です。駐車料金は普通車1日500円です。民営の駐車場からお寺に行く場合は急な坂を上ります。片側は階段ですが反対側は坂になっているうえに苔生しているのでコケないように注意してください。
階段を上ると左右に開けた道に出ます。右側には治田神社(はるたじんじゃ)と書かれた看板があります。左側が岡寺です。入山料は一般400円、高校生300円、中学生200円です。なお、岡寺の厄除け祈願の御札を返しに行った場合は、入山受付で御札を見せると、御札一枚につき一名のみ入山料が無料となります。私の前の参拝客がそうでした。
境内に入ると手水舎があり、階段を上ると本堂があり龍蓋池を横目に階段を上ると、奥之院があります。奥之院には石窟堂があり、奥には弥勒菩薩座像が安置されています。帰り道はまだ咲いていませんでしたが「もみじのトンネル」と書かれた道を通り、三重塔を見るルートを通りました。花が境内に飾られ、石仏や塑像など見どころも多く、天気も良かったので景色も良かったです。