西国三十三所巡り その21(九番札所興福寺南円堂)

2020-11-16

今回は興福寺です。こちらで奈良県の三十三所参りは最後になります。奈良公園の中に興福寺があります。奈良公園は奈良県有数の名所なので老若男女を問わずたくさんの人でにぎわっていました。奈良公園名物の鹿ももちろん多かったです。

第九番 山号なし 興福寺

興福寺は669年に藤原鎌足の妻である鏡大王が、夫の病気平癒を祈願して釈迦三尊像を本尊として京都市山科区に建立した山階寺(やましなでら)が始まりとされています。710年平城遷都に際し、藤原不比等の計画によって平城京左京の現在地に移転し「興福寺」と名付けられました。西国三十三所の札所になっている南円堂は、813年に藤原冬嗣が父の内麻呂の追善法要のために創建した八角円堂です。ご本尊は不空羂索観世音菩薩像です。国宝に指定されている高さ336cmの木造坐像です。秘仏ですが、毎年10月17日に特別開扉されています。

興福寺は法相宗の大本山となります。多数の国宝を所蔵しています。建造物の国宝は東金堂、五重塔、北円堂、三重塔があり、重要文化財として大湯屋と南円堂が指定されています。仏像や工芸品も国宝に指定されているものが多数あり、国宝館をはじめ、東金堂・中金堂・北円堂・南円堂にそれぞれ所蔵・安置されています。通年拝観可能な国宝仏像は国宝館・東金堂・中金堂に、一部期間のみ拝観可能な国宝仏像は北円堂・南円堂に安置されています。

国宝館には興福寺が所有する半数以上の国宝が展示されています。入館時間は9時から17時(受付終了16時45分)、入館料は大人700円、中高生600円、小学生は300円です。高さ520cmを超える木造の千手観音菩薩立像の迫力は凄くありました。展示されている国宝の迫力もすごかったのですが、館内には小学生が多く、話しをしていたり笑いあったりしている小学生に館員がしきりに「静かに」と言っていたのが印象的でした。

私が参拝した時には、2018年10月に落慶した中金堂が新型コロナウィルスの感染拡大防止のため閉館しており参拝することができませんでした。ですが2020年10月24日から拝観が再開になったそうです。拝観時間は9時から17時(受付終了16時45分)、拝観料は大人500円、中高生300円、小学生は100円です。

東金堂は重要文化財に指定されている本尊の銅像薬師三尊像が安置されています。拝観時間は9時から17時(受付終了16時45分)、拝観料は大人500円、中高生300円、小学生は100円です。

今回も車で行ったのですが、奈良公園の興福寺駐車場に停めました。営業時間は9時から17時、駐車料金は乗用車1000円です。駐車できる台数はそんなに多くなく60台程度で、ハイシーズンだと満車になることも多いようです。近鉄奈良駅が近く(徒歩で5分程度)にあるので、車ではなく公共交通機関を使った方が良いです。