西国三十三所巡り その25(第十一番上醍醐准胝堂)
2020-12-21
今回は上醍醐の准胝堂です。と言いたいのですが、2008年8月に雷が落ちたことでお堂が焼失しました。そのため現在は下醍醐の観音堂に札所が移され納経や御朱印の受付をしています。札所が上醍醐の准胝堂にあった頃は、醍醐寺の奥にある女人堂から一時間ほどかけて山道を上って上醍醐まで行くことから西国三十三所の中でもとりわけ険しい場所と言われていたそうです。上醍醐への入山受付時間は醍醐寺の拝観時間よりも短く設定されており、夏季(3月1日から12月第一日曜日まで)は9時から15時まで、冬季(12月第一日曜日から2月末日まで)は9時から14時までです。入山料は600円(下醍醐拝観券を持っていると500円)です。上醍醐には准胝堂跡以外にも五大堂や重要文化財である如意輪堂、国宝である清瀧宮拝殿、薬師堂などがあります。
第十一番 深雪山(醍醐山) 醍醐寺

874年に弘法大師空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝によって創建されました。聖宝が准胝観世音菩薩と如意輪観世音菩薩の二体の観音像を彫り醍醐寺に安置したのが始まりです。二年後の876年には聖宝によって准胝堂と如意輪堂が建立されています。西国三十三所の札所ご本尊は准胝観世音菩薩になります。准胝観世音菩薩は、多くの仏を生み出した“全ての仏の母”とも言われ、安産・子授けのご利益がある観音様として信仰されています。ご本尊は秘仏ですが、毎年5月15日から5月21日まで下醍醐の観音堂にて御開帳されています。西国三十三所の中で准胝観世音菩薩をご本尊としているのはこの醍醐寺だけです。

下醍醐には金堂をはじめ五重塔や三宝院の唐門や表書院など国宝が目白押しです。通常期は三宝院庭園と伽藍の二か所を拝観料大人1000円、中学・高校生700円、小学生以下無料で拝観することができます。納経したり御朱印を貰ったりするためには観音堂に入らないといけないのですが入り口である仁王門横の受付では拝観券を販売していないため、三宝院前の受付で拝観料を支払わなくてはなりません。春期である3月20日からゴールデンウィーク最終日までは三宝院庭園と伽藍に加え霊宝館庭園の三か所に入場することができます。拝観料は大人1500円、中学・高校生1000円、小学生以下無料です。春期以外では霊宝館の入館料は無料です。

今回も車で移動しました。駐車場は100台収容でき普通車は5時間で1000円になります。5時間を超えると30分毎に普通車は100円の料金がかかります。入庫時間に制限があり、夏季(3月1日から12月第一日曜日まで)は8時から15時45分まで、冬季(12月第一日曜日から2月末日まで)は8時から15時15分までです。駐車場は雨月茶屋という売店の横にあります。私が行った時には雨月茶屋の売店以外にも陶磁器を販売している露天もありました。太閤豊臣秀吉が醍醐の花見をしたとして有名な桜の時期である春期は駐車場も混み合うようなので注意が必要です。また秋は紅葉のスポットで夜間の特別拝観を行いライトアップもするそうです。この時は駐車場を昼夜入れ替え制にするそうです。料金は1000円だそうです。