西国三十三所巡り その27(第十四番札所 三井寺)

2021-06-28

三回目の緊急事態宣言も解除され、やっと三十三所巡りも再開できます。今回は三井寺こと園城寺を参拝しました。三井寺は“みいでら”、園城寺は“おんじょうじ”と呼びます。このお寺は比叡山延暦寺と対立して幾度となく焼き討ちにあったり、豊臣秀吉によって廃寺寸前にまで追い込まれたりしたが、その都度再興してきたことから「不死鳥の寺」とも呼ばれているそうです。

第十四番 長等山 園城寺

686年に大友与多王が創建しました。壬申の乱に敗れた大友皇子の子である大友与多王が父の霊を弔うために 「田園城邑」を寄進して寺を創建し、 天武天皇から「園城寺」の寺号を与えられたことが始まりとされています。ご本尊は弥勒菩薩です。この弥勒菩薩は天智天皇の念持仏と伝えられています。西国三十三所でのご本尊は如意輪観世音菩薩になります。観音堂に安置されています。一面六臂の木造如意輪観音坐像です。輪王坐という、右足の膝を立て、その足裏と左の足裏を合わせる座り方をしています。秘仏で33年に一度の御開帳になります。

三井寺の由来は、境内に涌く霊泉が天智・天武・持統の3代の天皇の産湯として使われたことから「御井」(みい)の寺と言われていたものが転じて三井寺と呼ばれるようになったそうです。その霊泉は現在も湧き出ており、金堂の西側の閼伽井屋(あかいや)の中に設置されています。

仁王門を抜けるとすぐに受付があり拝観料を支払います。拝観時間は8時から17時までで、拝観料は大人600円、中高生300円、小学生200円になります。受付でパンフレットを貰ったので見ていたら、受付の方が声をかけて軽く説明してくれたので、親切だなと嬉しかったです。金堂まで行くと閼伽井屋や三井の晩鐘があります。近江八景の一つに数えられている三井の晩鐘は、鐘を撞くことができます。料金は800円です。一緒に御朱印を頂けるのですが、あらかじめ書かれているものに日付を足すタイプの御朱印です。シールになっているのでその場で貼りました。鐘を撞くのは一度だけと言われたので、万感の思いを込めて一撞き。良い音がしました。

西国三十三所の札所である観音堂へは金堂から少し歩きます。途中で三井寺のマスコットキャラクターののぼりを眺めたり、年代物の弁慶の力餅の看板を見たりと道中も飽きません。観音堂の近くには展望台もあり、琵琶湖が一望できます。境内は広くて見て回るのに一時間以上かかりました。

今回も車で移動しましたが、三井寺には専用の駐車場があり、売店も近くにありました。駐車料金は普通車500円です。