スペーシアギアにジョグ125を積みこむ

2026-07-07

長距離の引っ越しをすることになりました。 前回の引っ越しのときにも困ったのがバイクの扱いです。 近場ならば載って移動するのですが、関西から四国への移動となるとお手上げです。 125CCは高速に乗ることもできないですし、橋の渡り方もわかりませんでした。 前回は業者にバイクの輸送を頼みました。料金は6万2千円かかりました。 今回はお金をかけたくないので、自分で運ぼうと思い立ちました。 というわけで、スズキ・スペーシアギアにヤマハ・ジョグ125を積む「トランポ」に挑戦しました。

結論から言うと、積み込むことはできます。

カタログスペックを見比べると、

ジョグ125は全長1740mm・全幅675mm・全高1090mm・シート高は735㎜・車両重量95kg。 125ccスクーターの中では小型・軽量です。

私のスペーシアギアの型式は4AA-MK53Sです。バックドアの開口部の高さが約510㎜です。  後席を倒すと奥行きは約1380mmですが、助手席まで前に倒すと約2070mmまで伸びます。 後席と助手席を倒して、運転席の後ろへ斜めに通す形なら、数字の上では入る計算です。 高さは荷室が約1200mmに対して車体が1090mmなので、こちらもセーフです。 良いやり方がないかネットで探したのですが、スペーシアギアで125ccの原付を載せている動画や記事を見つけることができませんでした。 N-VANはたくさんありました(笑) 数字上はOKだけど見落としがちな落とし穴や、困ったことはないかと踏ん切りが中々つきませんでした。 ですが、引っ越しの期日も迫り、思い切ってやってみると案外すんなりといけたので、 二の足を踏んでいたり不安を感じたりしている人の一助になればと思い、記事を書きました。

準備したもの

【ラダーレール(私は木板(長さ2000mm弱、幅150mm、厚さ40㎜)と中程に当てる木材を使用)/固定用の紐4本/軍手】 ・積み込みにラダーレールがあれば一番ですが、ネットで値段を見ると安くても6千円を超えます。家にある木材でなんとかできないかとあちこちを探しました。  しかし、程よい長さの板がない。1m程度の板を2枚合わせて使用しました。

1m程度の木板2枚を継ぎ、中ほどをブロックで支えた自作ラダー

積み込みの手順

  1. 後席を格納する。助手席は座面を上げて、背中を前に倒す。シートを敷いていると車内の汚れを防げます。このとき後席を前側にスライドさせておくと、ジョグのタイヤの落ち込みを予防することができます。
  2. 木板を荷室開口部にかける。木板だけだと途中でジョグの重みで折れてしまうので、木板の中ほどにブロックを置いて下から支えるようにして折れてしまうのを予防しました。
荷室開口部にかけた木板
  1. ミラーは外しました。ミラーをしていると入りません。
  2. 私一人しかいませんので、一人で押して上げましたが、二人以上を推奨です。積み込んだ後にタイヤが助手席と後席の間に入り、出すのに苦労しました。成人男性一人でも軽量・小型のジョグならエンジンを掛けずになんとか乗せることができました。
  3. 右側から載せ、助手席に向けて斜めになるようにしました。助手席は後席より少し高さがあるので、一人だと少しつっかえるような感覚がありました。
スペーシアギアの車内に収まったジョグ125(前方から)
車内に斜めに収まったジョグ。フロントタイヤが助手席と後席の間に入っている

固定方法

・固定用の紐をリアの荷台の2箇所にかけて固定しました。左右バランスを取りつつ固定しました。  固定場所なんですが、私はスペーシアギアの荷台部分の壁に留め具をつけています。後部はジョグの荷台に紐をかけ、留め具につなぎました。  前部はタイヤとハンドルに紐をかけています。タイヤは助手席シート、ハンドルは乗降グリップにかけています。  センタースタンドを立てると高さが合わない(写真を見る高さはギリギリです)ので、サイドスタンドを立てています。

荷室壁のアクセサリーホール(M6)に取り付けた留め具

やってみて分かった注意点

・開口部の高さ約510㎜なので載せやすい ・車内の傷・汚れ対策(タイヤの汚れがシートにつきます。防止シートを敷けばよかったと思いました) ・固定は後部をしっかりしていると、前部はハンドルが動かないように固定する程度でも良かった気がします ・積んだ後の運転中の視界は前面や横に関しては気になりませんが、バックミラーは見づらくなっていますので注意してください

下ろすときの注意点

・乗せるときは気にならなかったのですが、下ろすときは木板が車から外れやすいので、板はずり落ち防止で車に固定した方が良かったと思いました

まとめ

・所要時間は積み込みに20分程度、積み下ろしは5分程度でした ・一人での乗降はとても疲れました。ジョグのハンドル操作をする人と後部から押し上げる人の二人いるとらくだと思います ・次やるときはラダーレールの購入、後部座席を前に寄せて助手席との隙間を作らない、シートを敷いて汚れ防止をしたい

スペーシアギアやジョグを傷つけることなく原付の乗降ができ、道中も事故を起こすこともありませんでした。 ラダーレールを購入しても良かったのかなと終わってから思いました。 6万2千円の陸送代ですが、高速やガソリン代を差し引いても安く上がったと思っています。 実行するときの参考にしてもらえればと思います。